『思いの形』 ~変化するその形~

Essay &Movie

形のない思い/人の心
その思いは
放つ人 受け取る人の
考え方で変化する

信頼関係が持てていない間柄では特に
放った思いの形は変化をし
不快な形でしか届かなかったり
することもある


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存在する多くの
良いとされる言葉
けれどその言葉に込められる意味は
軽視されていることも多い

使うことに慣れてしまった
良い言葉の多くは
相手の心をちゃんと知らなかったり
そして渡すタイミングにもより
逆に傷つけてしまうこともある

・無理しなくていい
・あなたも頑張って
・皆一緒だよ
・みんな悩んでる
・あなただけじゃないよ

言葉は見えない物を伝えるために
大切だけれど
マニュアル化して使い慣れて
しまったりすると
そこに中身はなく、安易であったり
違った意味合いで使われることもある


大切な人の
本当の気持ちを尊重したいと
思う時..
本人の気持ちは
どうしたいのか
その気持ちを知ることが大切


多くの人が集う場所
なんだか楽しそうな場所
いいなぁ楽しそう..けれど
行けない。

無理して来なくていいのよ
辛いんでしょう ?
そう気遣ってくれる人がいたり
そう思える受け止め方もあれば

無理してでも来るべきよという圧
こちらが合わせるのは大変だから
来なくていいですよの意味だったり
断られたくないからというプライドから
わざわざ無理しなくていい、だったり

実際に発した側の形がどうであれ
ネガティブにと受け止めれば
それもきりがなく意味もなく
様々で

例えどんな形でも
それでいいような関係性は
日常で多く存在するけれど

自分自身が出来ることは
こちらが、そもそも
悲観的に考えがちだったり
相手の事を決めつけたり
しないようにと、

自分の頭の中にある相手へのイメージ
考え方を一度 綺麗にしてから
受け取ることでその形は変化をし
自分の心を守り
現実を心地の良いほうへと変える

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~その人の思い~
あまり好きではないから、
面倒だから、
行かない 

本人ももう気付かないほど
過去の経験から
そう固執された人もいて
..そうではない場合でも

無理して来なくていいよ

そんな優しそうな言葉
悲しい気持ちになる人もいる
そんな人達は
構ってほしくて、解ってほしくて
優しい声を待っているわけではない..

行きたいけど行けない
理由はあるけれど
行かないことでどう思われるか
そのことで更に
考え過ぎてしまったりしている
だから..
行ければ楽なのかもしれない
けれど行かないことを選ぶほど、
行けない

そしてここ数年はSNSという場で
その後の楽しそうな写真が
アップされ共有される
見なくて済む場合もあれば

そう出来ない設定も存在して
追って心に辛い気持ちを
抱えている人がいる


そんな辛さから逃れて
感覚の似た同士の集まりの中で
自分の居場所を見つけ
自分らしさという居場所は
とても狭いテリトリーの中
だとしても
それが
自分の心を守る方法
だったりもする


感覚の大きく異なる場所

”自分なりの普通”
住みやすい場所や
慣れた環境にいられない
出来事がある時

多くのものと都合の合わないもの
考えの違うものは
変わっている 

知らない考えものは

不安や面倒の対象となる時
扱い方も変わってくる。

そのことで、寂しい思いをしたり
不安定な状態になることもある

心地が良くないから
とても、辛いから

けれど 
手が付けられない状況下では
仕方ないとされたりもする..
仕方ないその対象となるのは
個性の大きく異なるもの

共存は難しくても
彼らの居心地の良かった
その場所を尊重し
そこに住みやすい環境を
整え補う方法を考えることの大切さ

そこに合わない思いだからと
排除されるようなことが
少しでも減っていきますよう
祈りながら

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~当たり前ではないこと・感謝~

長く継続して無理し続けて
心が疲弊してしまった人に
人の心の温かさを届ける人達もいる
似たような経験を経過し
親身に 寄り添う人

けれど..
その優しさが当たり前になる時

自分への理解が足りなかったと
感じる人に対して攻撃的になったり
極端に、自分はもっと考慮されるべきだ
自由でいいはずだ
 

それだけ多くの不理解に
傷つき辛か
ったから
..とはいえ
その思いに拘り過ぎてしまうとき

巡り巡って

今度は自分が..
誰かを傷つける立場に
なってしまうこともある


理解し合えない感覚に対して
手助けや寄り添う事は
慈善でもなくて
助け合う当たり前のようなこと
でありながらも
助ける人が当たり前
といったことでもなくて
”ある”という物への感謝
心に常に持つことの大切さ

けれど感謝は
無理して作り出すものでもなくて
自然と感じるもの

ここにいられるように
努力しましょう..

それは適応の難しい人には
とても辛いことだったりもする
その人にとっての普通で
いられるように
少しのケアをし合う
そのことで誰かが過ごしやすい方法が
あるかどうか

別々の場所で楽しく過ごすこと
違う場所でもいい
それぞれのベストな状態を
尊重して
支えていくことが
出来ますように

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